お年玉って、何に使っていましたか?
私は、毎年父の実家でお正月を迎えていたのですが、そこは超田舎。
玩具屋さんはもちろん、駄菓子屋さんすらありませんでした。
唯一本屋さんだけはあったので、三が日が明けて本屋さんが開くと一目散に本屋さんへ行き、普段は買ってもらえない雑誌か漫画本をお年玉で買い、あとは母親に回収されていました。
つい先日、次女がポチ袋を持ってニヤニヤしています。
私「どうしたの?」
次女「〇〇さんからもらったお年玉が出てきた」
中身を見ると千円札が1枚入っています。
私「何か欲しいものあるの?」
次女「たくさんある」
私「じゃぁ、見に行こうか」
と近所の大型雑貨店に行くことにしました。
おもちゃ売り場で、りかちゃんの小物
1)ペットセット(犬、猫、ハムスター、ふくろうなど)¥980
2)遠足セット(リュック、お弁当、水筒など)¥780
上記2点を両手で持ち悩むこと15分。
私は、いただいたお年玉じゃなければ、決して買ってあげることはないな〜と思いながら待っておりました。
次女はぶつぶつ言いながら悩み続けます
・ペットセットは似たようなものを持っているし、遠足セットより高いからな
・でもふくろう!ふくろうって持っていない。
・だけどな遠足セットはリュックがいいのよ。りかちゃんのリュックなんて最高
・あ〜でもふくろうも捨てがたい
結局ふくろうかリュックかで悩み続けた末に
ギラっとした目で私を見てきた!!
「ね〜ママ〜お金かして!」

なんと!お小遣いも、もらっていない次女が、返すあてもないお金を借りようとしてきた。
お金を借りるという発想があったのにも驚くし、返すあてもないのに堂々と借りてこようとする、ヒモ並みの感覚に、ノックダウンされそうになりながらも、毅然とした態度でお断りしました。

そしてその後も 悩む→お金をせびる→断られる→悩む を数回繰り返し(しつこい・・・)やっと遠足セットに決めました。
季節外れに出てきてくれた、ありがたいお年玉ちゃん。
自粛続きの次女も、久しぶりにウキウキしていました。
ありがたや。
さぁ、今日も金をせびられないように気をつけよう(笑)!!