子どもって何度も同じテレビや映画を観たがりませんか?
大人からすると、「えー!?またそれ?」と言いたくなるくらいに。
勝手に観ていてくれるならまだしも、一緒に観ることを求められたり、車内で繰り返しねだられると、ちょっと辟易してしまったりしますよね。
我が家の場合は、娘①は『ファインディングニモ』と『アナと雪の女王』は台詞を覚えるくらい観ていました。
娘②は現在進行形で『となりのトトロ』にはまっています。
他にも録画してある映画やアニメはあるのに、決まってトトロ。
この、子どもの心理ってなんだろうとおもいませんか?
もちろん毎回忘れてるわけではないし、台詞を覚えることを目的にしているわけではない。
トトロ鑑賞中の娘を観察すると…
最初に一緒に観た時は「これなに?」「これはどうして?」などの質問があったけど、今回(おそらく6回目)は質問はない。
時代設定が古いので、本家に電話を借りに行くというシーンがあるのですが、「昔だから、スマホないんでしょ。」といつのまにか自分で理解している。
カンタという男の子が、さつきという女の子にほのかな恋心を寄せているのですが、小学生なので、あっかんべーをしたり、意地悪を言ったりするシーンがあります。そこでも「本当はカンタはさつきが好きなんだよねー。」と心情を汲み取っている。
なるほどなぁと思いました。
確実に理解度が増している。観るたびに発見があるから、何度見ても新鮮で、また観たくなるんだなぁと。
大人になると、一度観たら分かった気になってしまうから、つまらないんでしょうね。
子どものように、何度でも新鮮な気持ちで物事を見られたら、また世界は違って見えそうです。
読んだことを忘れて、同じ本を何度も借りてきてしまうのは別の話(笑)
さぁ、今日も楽しもう!!