キンモクセイの香りは好きですか?
ちょうど今の時期、香ってきますね。独特の甘い香り。
1週間ほど前、いつもの道を歩いていて、ふと金木犀の香りを感じて辺りを見渡すと、可愛い小さな花が咲いていました。
横を歩いていた娘②も「いい香りだね、きんもくせいだね。」と
へぇ、金木犀って知っているんだと思いました。
と、同時に金木犀の香りに足を止めるなんて、子供の時以来だったかもしれないと思いました。
昔、国語の授業で詩の勉強をした時に、出来のいい詩がいくつか学級新聞に載るようなことがありました。
(そういえば、娘たちの学級新聞ではそういうことがありません。えこひいきだとか、なんか言われてしまうのでしょうか…?)
その中のひとつに
”いい香りだね 金木犀の香りかな 違うよ ママの香りだよ”
うろ覚えですか、こんな感じの詩があって、初めて金木犀の存在を意識して、見つけては胸いっぱい香りを吸い込んだ記憶があります。
金木犀の香りが、小学生時代の記憶を思い出させてくれました。
香りの記憶ってありますね。
娘たちの学校の教室に入った時も、なんともいえない学校特有の香りがして、自分の子供時代を思い出したり、
どこかのお家から香ってくる、手作りのカレーの香りで、母のカレーの味を思い出したり。
金木犀の香りも、私にとっては小学生の頃を思い出させてくれるもののようです。そして新たに、娘と一緒に、いい香りだねと微笑みあった思い出も加わりました。
そして、昔、金木犀の香りって好きだと言ったら「トイレの芳香剤の香りでしょ」と言われてがっかりしたことも思い出しました。
確かに…いい香りなだけに、使われていますね。
私の素敵な記憶が、トイレの香りと混ざり出す(泣)
さぁ、今日もいい香りを探して、楽しもう!!