歯ぎしりしますか?
寝ている間にするものですからね、自覚はないですよね?
私、すごいんです。
これだけは自信もって言えるくらい、歯ぎしりがすごいのです。
それを知ったのは今から10年以上前。
お昼ご飯に大好きな唐揚げをほおばると、口の中で「がりっ」っと嫌な音がしました。
鶏の骨でも入っていたのか??と思い、音の原因を口の中で探し、出てきたのは歯のかけら。
子どもの頃に虫歯になり、詰め物をしていた一番奥の下の歯の付近に違和感が・・・
そこが、私と歯医者さんと歯科技工士さんVS私の最強歯ぎしりとの戦いの幕開けでした。
まさかそんな長い戦いになるとは、誰も気が付いていませんでした。
最初は、普通にかぶせものをして直してもらったのですが、1週間ほどで、そのかぶせものを破壊しました。
歯医者さんに行き、口を開けた瞬間、彼の眼の色が変わるのがわかりました(笑)
「1週間でこれか!! よし、今度は割れないのを作るから!」と鼻息荒く宣言し、再度治療してくれました。
新しいかぶせものが出来上がり、入念なチェックを受け、しかも、歯医者さんのご厚意で私の口に合わせたマウスピースも作ってくれました。
翌日も見せに来るように言われ、一晩使っただけのマウスピースを持参していくと・・・
「え~!!」とひとこと。そうなのです、たった一晩でマウスピースの奥歯の部分が、引きちぎれそうになっていたのです!!
私の歯ぎしり最強説(笑)
それからは、名古屋にお住いの歯科技工士さんが、わざわざ私の歯を見るためだけに東京に来たり、
論文で使うかもしれないからと、歯医者さんに写真を取られたり、
後輩にも見せたいからと、初めての人に口の中をのぞかれたり
半年ぐらいの大フィーバー
「どうしてここが削れるのだろう…ちょっと歯ぎしりするみたいに口を動かしてみて?」
「もっと、もっと!!もっと横に動かさないとぶつからないはずだー!」
もちろんそのあとは、口の周りが筋肉痛。
結論としては、歯ぎしりの強さも半端ないが、歯ぎしりの動きが異常だといわれました(^-^;)どうしたらいいの...
でも思い返せば、当時はシングルマザーになったころで、悩みと不安とワンオペ育児で疲れはピーク。歯ぎしりもピークだったのかも。
結局、検討に検討を重ねてくれ、最後に出来上がったかぶせものは、その後10年以上持っています。(やっぱりだいぶ削れていますが)
でも、相変わらず歯ぎしりはしているようです。
しかも寝入るときに「カチカチカチ」と細かく歯と歯をぶつけ合うところからスタートすることを発見しました!(止め方発見しなくちゃ意味ないですね^-^;)
それと、次女も歯ぎしりすることを発見!(いや、そこ遺伝しなくていいから^-^;)
でも歯ぎしり最強伝説は、まだ譲らないぞ!
さぁ、今日も楽しもう!!
最終的には私がどうやって歯ぎしりしようとも