「ポツンと一軒家」というテレビ番組はご存知ですか?
衛星写真で見つけた、山の中などにあるポツンと建っている一軒家を探し出して、そこの住人の方の物語を聞きに行くという番組です。
「え〜こんなところに人が住んでるの?」
というようなところばかり。
舗装もされていない、石がゴロゴロしている細道を登って行ったり、谷を越えるために自家製リフトを使っていたり、トロッコで荷物の運搬をしているお家があったり。
街に暮らしている身からすると「不便だろうな。」と思うようなシチュエーションにお住まいの方ばかり。
でも、ほとんどの方がそこを選んで住んでいる。
そして、不便そうに見える暮らしをしている方の多くが口にするセリフは
「誰の目も気にせず、自由に暮らせる」
自由。
なんだか、妙に納得しました。
街での暮らしは便利で、楽で、なんでもできるように思うけれど、それに伴い、多くの人の中で暮らすには、ルールや規則や義務がある。
人里離れたところでの暮らしは、不便かもしれないけれど、決してそれは不自由ではなく、むしろ自分たちがやりたいように、自由に暮らせる環境なんだろうな。
ちょっと羨ましい。
高知県の山奥にお一人でお住まいの78歳の方が出てきました。
お子さんは4人、お孫さんは9人、ひ孫が7人!
お正月や夏休みには子どもや孫が大勢で遊びに来るそうです。
それ以外の日常は、畑仕事をし、孫たちがきた時につかみ取りをさせるためにアメゴという魚を卵から孵化して育てているそうです。
またその養殖の様子が趣味の域を超えている!!
とても楽しそう。そしてよく笑う!
豊かな暮らしを満喫されている。
街での暮らしは便利だけれど、「自由」や「豊か」からは遠くなってしまっているのかもしれないなと思いました。
とはいえ、街でも豊かに暮らせるはず。
心は自由に!
さぁ、今日も楽しもう!!