男性の育児休暇取得促進についてどう思いますか?
この問題について詳しく理解しているわけでもないのですが、なんとなく違和感を感じていまして。
以前いた会社では「女性共感企業」というスローガンがあったこともあり、10年以上前に人事部の男性社員が育児休暇を取得して、新聞に取り上げられたりしていました。
奥様が出産されてから2週間の休暇だったと思います。
一緒に仕事をする機会もある先輩だったので、感想を伺うと、「育児の大変さを垣間見ることはできたけれど、それ以上でも以下でもないな。」と冷静な返答でした。
実際、社内では2週間も休んだことで、周囲にも自分にも業務の負担が増えてしまった、結局休暇明けに残業が続き、本末転倒。
家庭では、たかが2週間でわかったような顔をされたくないという空気…むしろ自分や子供が体調を崩した時や、日常的で永続的なサポートの方が必要。
だろうな。
問題は「主体性」じゃないかと思います。
近年、イクメンだの男性の育児休暇だのという言葉が一人歩きしていますが、結局「育児をサポート」という中途半端な心意気(=言い過ぎ!?笑)が迷惑。だと感じるのは私だけでしょうか?
もちろん、立派に主夫されている方もいらっしゃるでしょうが、その場合、女性はバリキャリ、男性はフリーランスみたいな構図が多いような気がします。
もっと一般的な共働き夫婦で、男性が主体的に家事を切り盛りするのも普通になったらいいのにな。
難しいんですかね。
ともかく、なんか男性も育児休暇を取れるようになったら、女性が働きやすくなるといった短絡的な論法に違和感を感じています。
育児なめんなよ(笑)
でも本人たちの心意気以上に、周りの反応っていうのもありますよね。親世代の目。
そう思うと、私たちの子ども世代か、孫世代になったら、性別による役割分担より、特性による役割分担にシフトしているかもしれませんね。
むしろロボット化がどんどん進んで、家事を誰がやるかなんて次元ではなくなるかもしれない。
現在も家事の多くは家電製品に支えられていますもんね。
最近、姉がお掃除ロボットを購入して、決まった時間に勝手に掃除してくれるから楽だよ〜と教えてくれました。
確かに、家にいるのは早朝と夜だけなので、掃除機をかけるのも気を使っている日々、「お掃除ロボットいいなぁ」と思いましたが、無理だ。
床に物が多すぎる…
結局お掃除ロボット導入までの道のりは、私が整えるしかないのよね。
そして、その後も「床に物を置きっ放しにしないで」「出したものは片付けて」と言い続けなくてはならないことを考えると、高いお金を払って掃除ロボットを買う気にはならなくなる。
わが家の家事自動化への道のりは遠い(笑)
さぁ、今日も楽しもう!!