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徒然なる思い

痛みの記憶

痛みって忘れませんか?

子供の頃、よくお腹が痛くなる子どもでした。痛くて痛くて、トイレにこもり、使い終わったトイレットペーパーの芯に、「かみさま、いたくないときがどんな感じかわすれました。いたくなくしてください。」と書いて、母に笑われました。

その時はお腹が痛くなる度に、痛くない時はどんなだっけ?と考えていました。

そして痛くなくなると、痛い時ってどんなだった?と忘れてしまう。

よく出産の痛みも忘れると言いますよね。

確かに出産直後はこんな痛みもう耐えられない!くらい思いましたが、だんだんと薄れてきて、2人目の陣痛が来たときに、やっと思い出しました。

『そうだった、この痛みだわ』と(笑)

だから、人は生きていける。

痛みをひとつ残らず鮮明に覚えていたら、苦痛で生きていけない。

でもそこに、身体の痛みだけではなく、心の痛みが重なっていると、なかなか記憶は薄れませんよね。

まだ、小学生に上がったばかりの頃、電車のホームで、先を急ぐ大人たちの波に押されて派手に転びました。両膝が熱くなって、心臓はドキドキして、大人は誰も声をかけてくれず、波がさるのをうずくまって待ちました。

その時の怖さ、心細さ、膝の熱さ、両膝から流れる血の色…

鮮明に覚えてます。

きっともっとつらい心の痛みの記憶と戦い続けている人がたくさんいるんだろうな。

幸せの記憶で塗りつぶしていくしかないですよね。

きっと明日はもっといい日!

さぁ、まずは今日を楽しもう!!

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