アベノマスクきましたか?
わが家にもきました。
ポストを開けて、ニュースで見たことのある「アベノマスク」を見た時、なんともいえない嬉しい気持ちになりました。
この気持ちはどこからきたのか?
おかげさまでわが家はマスクの在庫には困っていません。
なので、マスク自体を待ち望んでいたわけではありません。
なんでしょう。
「うちもちゃんと忘れられていなかった」みたいな感じです。
多分。
ちゃんと税金も納めていますし、日本国民として生きております。
でも、安倍さんが「国民の皆様方に…」というたびに、どうも自分のことを言われているような気がしなくて、実感がなかったのが正直なところ。
そこにきて、「アベノマスク」が届いたもんだから、
「オォ、私も日本国民だと認められているのだな。」
みたいな感じです。

これはこれで、安倍さんの戦略勝ちな気がしてきたぞ。
実際、住所を持たない人たちにはこのマスクは届かないと、後から知りました。
当たり前と言ったら当たり前のことでしょうが、今回自分が感じた気持ちを思うと、「日本国民全家庭に2枚配布します」と言われているものが、自分には届かないって、やはりなんともいえない疎外感だったり、自分ってなんなんだろうと思ってしまいそう…
自分で好んで住所を持たない生き方をしている人はいいけれど、それしかなく生きている人も多いはず。
そんなことを考えだすと、このマスクを配布するために使われた経費や人員を、住所も持てない生活困窮者の援助に当てた方が良かったのだろうか、とかそんなことも考えてしまいます。

深いなアベノマスク。
松岡修造さんが言っていました。
「緊急事態宣言が解除されて、みなさん動き出していると思います。今こそ他人のことを考えて動く「考動」をする時です。力を合わせて頑張りましょう!!」
好きだわ、修造さん。
さぁ、今日も考動しよう!!