泥棒にあったことありますか?
今、在宅の人が増えていて、空き巣と遭遇!なんて事件が増えているそうです。
私は泥棒に入られたことがあります。
20代の頃。
都心のワンルームマンションで一人暮らしをしていました。
ある朝起きると、前日に使っていたはずのバッグが見当たらない。
バッグに入っていたはずのお財布、手帳、化粧ポーチなども見当たらない。
寝ぼけた頭で、まずは実家の母に電話。
バッグが見当たらないことを伝えると…
「昨日、飲み過ぎてどこかに置いてきたんじゃないの?」
と冷静な分析(笑)
確かに前日もいつものお店で飲んでいました。
でもタクシーで支払いをした記憶があるから、バッグは持っていたはず。
(タクシーで帰るほど飲んでいたということですが、それは置いといて)
そして私が下した決断は、

そして仕事をしていると、会社に電話がありました。
「マンションの階段の踊り場で、あなたのバッグを拾いました。」と!!
バッグの中に入っていた手帳は、会社から支給されるものだったので、その連絡先を見て電話をかけてくれたとのこと。
ありがたや〜
そして連絡をくれたのは、私と同じマンションに住んでいる方。
そこで初めて会社の同僚に事態を話すと…
なんで出社したの!!
何を盗まれたの?
カードは止めた?
保険証は置いてきてない?
警察には連絡したの??
と怒涛の質問と、叱責(^ー^;)
すぐに警察に連絡をさせられ、帰宅させられ。
帰宅と同時に、警察到着。
私のせまーいワンルームに警察官やら監察官やら満員御礼。
刑事ドラマ好きの私にはたまらない光景が目の前で繰り広げられるものの、
足跡を探すために、部屋を暗くして、ライトが床を照らすと、驚くほどのホコリたち(涙)

掃除しておけばよかった…などと場違いなことを考えていると
30代くらいの女性の警察官が話しかけてきた。
警察「ちょっとお話聞かせてね。」
私「はい」
警察「人が多くて話しづらいだろうけど、なんでも話してね」
私「はい…?」
警察「バッグ以外に無くなったものはなかったですか?」
私「はい、バッグと中のもの以外は特にないと思います。」
警察「寝ている間になくなったんですよね?」
私「はい。いやぁ〜びっくりしました」
警察「物がなくなった以外の被害は、本当にないですね?」
ここでやっと気がつきました。襲われたりとか、そういうことが言えずにいるのではないかと、心配してくれていたのです!!
そこから私は「冬はパジャマをお腹にしっかり入れて寝るんですけど、そのままでした!」とか「眠りは深い方ですが、さすがにそういうことがあれば気付くと思います」とかなぜだか必死に弁明?
警察の方も安心?してくれたようで、聞き取りは終了しました。
おそらく、犯人は、私の帰る姿を見ていて、非常階段から登り、鍵をかけ忘れた私の部屋に侵入してバッグを持っていった。財布の中の数千円の身を持ち去り、その他のものは階段の踊り場に捨てて逃亡。
ということだそうです。
ひやぁ〜目を覚さなくててよかった。
いやその前に鍵をかけなさい私!!
そして、「不幸中の幸いだわ」なんて呑気に構えていた私に警察の方は一言。
「犯人は、また来るかもしれません、合鍵も作っているかもしれない。しばらくどこか泊まれるところはありませんか?」
だそうです。
本当、世間知らず、浅すぎる私。
そしてその夜荷物をまとめて、姉と姉の彼が住む愛の巣へ転がり込むことになるのでした…

めちゃくちゃ邪魔者(涙)
そしてしばらく、ぬくぬくと、姉に甘えて生きるのでした。
さぁ、今日も鍵をかけましょう!!