気持ちを切り替えるのは得意ですか?
最近「さすがだなぁ」と思うのは、オリンピック選手を始め、スポーツ選手のコメント。
オリンピックの延期が決まり、この夏にピークを持ってくるために頑張ってきた選手はどれだけ落胆したり、不安を覚えたことでしょう。
野球にしてもサッカーにしても、その他すべての競技の選手は試合はもちろん、練習すらままならず、自らの選手生命、ひいては日々の生活すら先が見えない状況だと思います。
それでも、マイクを向けられたら、「気持ちを切り替えました」「今やれることをやるだけです」「今こそ周りのために頑張ろう」と前向きなメッセージを口にする。
SNSでは家出のトレーニング動画や、クスッと笑える動画などをアップして、私たちにエールを送ってくれる。
ひとつのことに打ち込んできて、挫折も苦難も、最悪を知っているからこそ、いかに早く切り替えて立ち上がることが大切かを知っているのだと思います。
そん中で公開された、サッカー選手三浦知良さんのメッセージ。
緊急事態宣言は「緩い」という声がある。でもそれは、日本人の力を信じているからだと僕は信じたい。きつく強制しなくても、一人ひとりのモラルで動いてくれると信頼されたのだと受け止めたい。
戦争や災害で苦しいとき、隣の人へ手を差し伸べ助け合ってきた。暴動ではなく協調があった。日本にはそんな例がたくさんある。世界でも有数の生真面目さ、規律の高さ。それをサッカーの代表でも日常のピッチでもみてきた。僕らは自分たちの力をもう少し信じていい。日本人はこういうとき、「やれるんだ」と。
「都市封鎖をしなくたって、被害を小さく食い止められた。やはり日本人は素晴らしい」。そう記憶されるように。力を発揮するなら今、そうとらえて僕はできることをする。ロックダウンでなく「セルフ・ロックダウン」でいくよ。
鳥肌が立ちました。
カズさすがです。
さぁ、今日も前向きに!