あの人は甘いものが好きだったはず。と思っていたら思い違いだった。
なんてことはありませんか?
私は、中学高校と母にお弁当を作ってもらっていました。
母のお弁当は、彩りもよく、いつもとてもおいしくて、お弁当の時間が待てずに、2時間目が終わると食べてしまうこともよくありました。
ある時期、レギュラーメンバーとして、毎日毎日シイタケが登場してきました。

単体で煮つけてあったり、お肉と一緒に炒められていたり、肉詰めになっていたり。
どれもこれもおいしいのですが、シイタケなのです!!
シイタケ栽培を始めたとか、親せきにシイタケ屋さんがいるとか、そんなことは一切ありません。
ただただ、シイタケがせっせと詰められている。
なぜなんだ、おかあさん!
でも思春期、反抗期真っただ中の私としては、そんなことも聞けないまま・・・
もしや、反抗期の私に、母が反抗し返してきているのか?
シイタケ祭りが2週間ほど過ぎた頃、母がポツリと
「ん~シイタケのバリエーション思いつかなくなってきたわ。〇〇(私の名前)が好きだっていうから2巡目行っちゃおうかしら(^^♪」
え~私いつシイタケ好きって言ったっけ??
いやシイタケは嫌いじゃないけど、そんな、毎日欠かさずお弁当に入れてくれって程の好物じゃぁない。
どこで思い込んだのか、母よ!
思い返してみると1カ月ほど前にこんな会話があった。
母「お夕飯、ハンバーグと、肉詰めどっちがいい?」
私「何の肉詰め?」
母「肉詰めって言ったら、ピーマンとシイタケよ」
私「じゃあ肉詰め!」
これか!!!
確かにピーマンの出現率も高まっていた!

あの会話から、娘の好物=シイタケと思いこむとは、さすが母。
うちの母、そういうところのある人でした。
誰も傷つけない、しあわせな思い込みに囲まれて生きている。
そして、それをあえて訂正しない私(笑)
だから、大人になってからも帰省すると「おいしいシイタケあるのよ、あなた好きでしょ」と言われることがあった。
そして母の長年の思い込みのおかげで、私はすっかり暗示にかかり、シイタケが好物になりました(笑)
そして、長女もシイタケ類が好きだと思っていたらある日
「ねぇ、ママ、私きのこ類そんなに好きじゃない」
ガーンΣ(゚д゚lll)ガーン
うそ!確かに好きだって聞いたことはない気はするけど、でもどちらかというと好きだと思い込んでいた!!
母のこと言ってられませんな。
さぁ、今日も楽しもう!!