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コミュニケーション

スケープゴート

スケープゴートとは?

「いけにえ」とか「身代わり」とかをイメージしますか?

元々は、古代ユダヤ教において、贖罪のために野に放たれたヤギのことをいうそうです。

でも、今は身代わりとして責め立てられ、悪者扱いされることを指すことが多いのではないでしょうか?

直接的な「いじめ」やメディアによる「バッシング」、SNSでの「誹謗中傷」などは典型的なスケープゴーティングですよね。

なぜ人間がこんなことを繰り返すのか。

理由1)人間は無意識に自分の中の悪い考えを抑え込んで、そのストレスを他者に投影しようとする

つまり「楽にお金持ちになりたい」と本当は思っているけれど、そんな考えはよくないとも思っている場合、楽にお金儲けをしている人を許せなくなる。

理由2)人生が思い通りにならないことの原因を他者に求めたくなる

今回のコロナショックでも、多くの人は「中国」だったり、「政府」だったり、身近にいる自粛をしない人を責め続けています。

そうすることで、ままならない人生をどうにか受け入れようとする。

どうにか、生き抜くための方法がスケープゴーティングなのかもしれません。

でも、そこには必ず被害を受ける人がいる。

誰かを責めて生きていくのは、自分を責め続けるのと同じことですよね。

苦しい人生。

しかも近年はSNS上で匿名で、誰かを責め立てられる。

そのことによって、スケープゴートする側の罪悪感が薄まっていることに不安を感じます。

誰かに対して強い嫌悪感を感じた時は、自分がなぜそう感じるのかを考えられたら。

そういう強さを持ちたいものですね。

私は、子供を理不尽に叱り付ける親を見ると、なんとも言えない不快感を感じます。

なぜなら、それは自分自身だからです。

私は本当に子育てが下手で、子供に対して、感情がコントロールできないことが多々あります。

だから同じような人を見ると、なんとも嫌な気分になります。

虐待のニュースは見ていられない。

それは虐待される子供がかわいそうだからだけではなく、その親が自分に見えるからです。

誰かを責める気持ちが湧き出た時は、「見たくない自分」と向き合うチャンス。

そう思える人になりたいです。

さぁ、今日も逃げずに戦おう!!

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