デパートも営業自粛が続いていますね。
私にとってデパートは特別な場所。
子どもの頃のワクワクした思い出と
初めて社会人として働いた修行の日々の思い出が詰まっている場所。
新人教育担当だったので、新人さんが配属された店には全て入店しました。
なので関東のデパートはほとんど入店経験あり。
たった数日間の入店で、1日しか入らないこともあるのですが、それでも働きやすいお店と、ちょっとやりにくいお店があります。
それを決めるのは
「人」
キーパーソンは同メーカーのチーフ(店長)、デパート側の社員さん(特に責任者)、そしてレジ担当の人。
そう、レジの人。
金銭管理は、デパートの仕事の中でも要です。
細かいルールが各店舗決められていて、それを遵守させるのはレジ担当の方の大切な仕事。
基本的には仕事に誠実で、きちんとされている方ばかりです。
でもね、中には自分にも人にも超超超超厳しいお方が潜んでいる。

例えば、会計用のトレーの上にどういう順番に物を載せるかは決まっています。
そしてそれはお店によってルールが違う。
現金(もしくはカード)→ポイントカード→入金票→バーコード→担当者名の書かれたカード
というような具合で重ねていく。
これの順番をひとつでも間違えると…
「〇〇さん、順番違います」と突き返してくれたら、いいのですが
いくつも並ぶトレーの中から、無言ではじき出されていて、一向に会計をしてもらえないなんてことはよくあることなのです。
私が最初に入店したお店は、商品のバーコードを「ピッ」とするのではなく(これもレジの人がやってくれるお店と、自らがやるお店があります)
全て読み上げる。
「よろしくお願いします!担当者コード(数字の羅列)+メーカー名+メーカーコード(数字の羅列)+商品群コード(数字の羅列)+値段+数量」
といった調子で一点一点読み上げる。
これを途中で間違えると、レジの人はリズミカルに打てないわけで、イラッとする。何度も間違えると、わかりやすく睨まれたりする(笑)
そんなこんなで、私は入店するとまずはキーパーソンにご挨拶に伺う。
特にレジの方はシフトで交代するので、チェンジしたかどうかはこまめにチェック!
もちろん優しくしてくださった方がほとんどですよ。
でも、私の大雑把な性格が災いをして、睨まれたり、舌打ちされたり、よくありました。

今更ながら、ご迷惑をおかけいたしました・・・
でも今となると懐かしいな。
その当時は胃が痛くなるほど悩んだこともありましたが、今となっては懐かしいとまで思えるものですね。
最近はデパートから足が遠のいていましたが。
営業再開したら、遊びに行ってみようと思います。
さぁ、今日も楽しもう!!