筋トレしてますか?
私苦手なんですよね。
した方がいいかなぁ、カッコいい身体になりたいなぁと思いつつ、腹筋すら脚を押さえてもらわないとできないまま…
私の母は、楽しんで生きることに貪欲な人でした。
おしゃれをしたいから、体型をキープする。
東京に遊びに行き続けたいから、体力をキープする。
そのために毎朝のようにボート漕ぎのマシンに乗り、愛犬の散歩に出かける。
そんな人でした。

還暦を過ぎた母が、薄暗い部屋で、ボート漕ぎのマシンを「ギーガシャ、ギーガシャ」いわせて無心に100回動き続ける姿は、なかなかシュールでした笑
そしてそんな母を横目に、コーヒーを飲みながら「いいね、それ」とひとこと言ってしまった私…
東京に戻り、1週間もしないうちに同じものがわが家にも届きました。
母の…優しさ…
でもね、田舎の家ならまだしも、都会の狭い部屋にボート漕ぎマシン…デカすぎる(涙)
どうおいても邪魔。
いや、これちゃんと活用するならいいんでしょうけどね、中々ハードなんですよ。
しかもマシンがあるってだけで、なんか安心しちゃって逆効果。
お母さんごめん。そのままとりあえず納戸に直行したボート漕ぎちゃん。
この話は10年ほど前の話。すっかり忘れていました。
最近納戸の整理をする機会があり、ふと思い出したこの話。
納戸って面白い。なんか捨てるには惜しかったり、取ってはおきたいけれど場所を取るものとかがぎゅっと詰められていますよね。
実家の屋根裏の納戸は、母らしくめちゃくちゃでおかしかったな。
立派な桐の箱があって、期待を膨らませて開けたら空っぽだったり、誰が嗜んだのかわからない大正琴が出てきたり、大きな衣装箱の中には、たった1枚、真っ赤なコートが入っていたり(持ち主不明)
母がいるうちに一緒に整理したら、突っ込みどころ満載だったなと思います。
私も人のこと言ってられないなと、今現在の納戸は突っ込まれないような状態になっております。
多分…
そうだ、今回のタイトルは、筋肉おばあちゃんだった笑
いつの間にか納戸の話になっていた。
失礼しました!
さぁ、今日も楽しもう!!