先日ふと、「今日はあの子の誕生日だ!」と学生時代の友人のことを思い出しました。。
彼女とは学部は違いましたが、同じ部活動でチームメイトになりました。
近畿地方から東京へやってきた彼女は、持ち前の好奇心を武器に、もともと東京に住んでいる誰よりも東京を隅々まで探求し、根っからの素直さで、様々な人やものに感動する姿は、私にとってとても新鮮で、彼女と過ごす時間が大好きでした。
卒業してから、互いに結婚し、家庭を持ち、仕事もして、それぞれ、いろんなことがありましたが、時々連絡は取り合っていました。
それでもこの数年はグループLINEやFacabookで互いの近況をするくらい・・・
ふと思い立ったので急に電話してみました。
変わらない友人の声、電車に乗る前に数十秒、
「元気?」「元気だよ」と少しだけ会話を交わして、互いにエールを送って電話を切りました。
そして、その夜、彼女からLINEが届きました。
「今日は電話ありがとう!急に電話なんて、何かあった??大丈夫?」
そりゃそうだ、急に電話が来たら驚くよね。
「何にもないよー。誕生日だ!って思い出して、お祝いしたくなっただけ(^-^)声聞けて、元気もらえたよ。」
そして、また、互いの近況をやり取りして「おやすみ〜」で終わりました。
なんともいえない温かい気持ちになりました。
互いに少しずつ、人を想い、人に想われたこと。
若くてキラキラしていたあの頃からここまで、頑張ってきたねと、互いにわかることがたくさんあるから、少し声が聞けて、少し言葉のやりとりができて、
「よく頑張ってるね」「いい感じだよ」と言わなくてもそんな感じで互いを認め合えた感じがしました。
誰かを気にかけること
誰かに気にかけてもらうこと
ほんのひと言が、”人の居場所をつくる”ことがあるんですね。
そんなふうに、少しづつ、誰かが誰かのことを思たら、温かい世界になりそう。
さぁ、今日も誰かを想おう!!