子供の頃、友達付き合いは得意でしたか?
小学生や、中学生の頃って、女の子は友達関係で色々起こりますよね。
誰と登下校するか、誰と同じ係になるか、誰と遊ぶか・・・
「では好きな人と4人グループを作ってください」
先生は何気なく言うけれど、子供の中にはなんとも言えない緊張感が走って
目配せしたり、声をかけたり、かけられたり。
自分は、仲のいい子と組みたいけれど、いざグループができ始めると、
うまく4人に収まらなかったり、
3人グループや5人グループができて、誰が移動するかみたいな話になったり、
そもそもグループ決めの輪の外にはじき出されている子がいたり。

と思っている私がいました。
私は長らく女子校に通っていました。
女子の集団にはよくあることですが、いつの間にかグループが出来上がります。
最初は帰る方向が同じだとか、習い事が一緒だとか、同じクラスだとか。親同士が仲がいいとかで
なんとなくまとまっていきますが、喧嘩したり、移籍したり、もめたり、なんだかんだあって・・・
同じグループなのに、一人だけお誕生日会に呼ばれない子が出てきたり、
同じグループなのに交換日記に入れてもらえない子が出てきたり
交換日記のメンバーには入ったけれど、回すのを忘れて、はじかれちゃったり
大体私は当事者ではないのですが、そばで見ているだけでもうお腹いっぱい。
どうもそういう人間関係が苦手だった私は、小学校の高学年になる頃には
「グループに所属するのをやめよう」と割と明確に意識をしていました。
そう決めてしまうと、気楽なもので
休み時間も特定の人と遊ぶのではなく、その時やりたいことをやっているところに入れてもらう。
グループ分けの時も、自ら動くことなく待つ。
最後の人数合わせでどこかにはまる。
「広く浅く」タイプが完成しました。
あれから何十年も経ちます。
広く浅くもいいけれど、そろそろ自分は誰と生きていきたいのか、真剣に考える時期がやってきている気がします。
さぁ、今日も楽しもう!!