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徒然なる思い

一番高いところで寝る女

富士山に登ったことはありますか?

今は外国人観光客も多そうですね。

私は、若い頃に2回登りました。

登山が趣味ではないです。

富士山に最初に登った時の目的はひとつ。

「その日、日本で一番高いところで眠る女になりたかった。」

略して

「一瞬でいいから、日本一の女になりたかった」

そんな、思いで友人と登り始めてほんの数分…

「なんで、こんなこと初めてしまったんだろう…」

速攻で後悔(笑)

よく、登山好きの方は「富士山は見る山で、登山ではない」とおっしゃいます。

人が多い(雄大な自然を独り占め!という雰囲気ゼロ)

(当時は)ゴミが多い

植物が少ない(途中の楽しみがない)

確かにね…

でも私の後悔の理由はもっと簡単。「疲れた」でも登るも降りるも自力しかない。

「日本一の女になりたい」とか飲んだ勢いで富士登山を決めるから、こんな根性のかけらも感じない、あるまじき想いが、たった数分で頭をもたげて来たのでしょうね。

自業自得。

ほぼほぼずっと後悔の念と戦いながら、10時間以上かけて一気に山頂を目指しました。

お気づきですか?

そうです、超ド級、まっさらな素人登山者なもので、山小屋を予約することもせず、ただひたすら頂上を目指してしまったのです。

「高山病」という言葉も知らず。

結果は、生まれて初めての頭痛に襲われ、ご来光もテントの中からちょこっと見ただけで、もう早く降りて頭痛から解放されたい一心でした。

ほれ見たことか(笑)

霊峰富士に、女子大生が「私〜日本一高いところで眠ってみたい」なんてアホぬかすから、この始末。

そして、一刻も早く下山したい私は、自分の脚力も考えず「砂走り」と言われる下山ルートで、砂地を滑り降りるように下山したのです。

おかげで、翌日の筋肉痛の酷かったこと。

砂を滑り降りるわけですよ、脚力はもちろん、全身の筋肉総動員しないと、前につんのめってしまう。

もうね、翌朝の体は、自分のものじゃないようでしたね。

重い、だるい、痛い、動かない…

そんな思い出の霊峰富士の近くにキャンプに来ております。

あの失態から20年。

美しい富士山を見ながら、また登りたくなってしまうアホな私。

学習しないなぁ(笑)

さぁ、今日も楽しもう!!

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